つーくん的クソゲー紹介その②「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」
今回のクソゲー
今回紹介させて頂くのは、バンダイナムコゲームスさんより発売されたジョジョの奇妙な冒険オールスターバトル(以下ASB)。
ジャケットの承太郎は最高にかっこいいですね。グラフィックと音楽も僕はめちゃくちゃ気に入ってます。
しかし、これはゲームなのであって、グラと音楽を求めるならアニメで充分です。
格闘ゲーム部分は僕は楽しめなくはなかったですが、後述させて頂くキャンペーンモードの初期の仕様やら、ストーリーモードやら、とりあえずやばかったです。
つーくん的クソゲーポイント
- ありえないストーリーの薄さ。
ジョジョの奇妙な冒険は、2018年8月現在連載中のジョジョリオンを含め全8部(1部から換算で既刊121巻)で構成されている重厚でアツいストーリーが人気を博している漫画です。
ですがこのゲームのストーリーモード、なんと要点を押さえるどころか名言から何から何までカットしまくっています。
このパッケージのグラのまま喋ったりしてくれるのかな、と発売前は淡い期待を抱いていました。
しかし現実はただの紙芝居でした。
なんやこれは。全編これですよ。
定価の8000円で購入してウキウキして始めたはいいですが、ストーリーモードは2時間にも満たない時間で終わってしまいました。
くっ...ならばこのキャンペーンモードとかいうモードなら楽しめるんじゃないか...キャラのコスチュームやら何やらを集めるモードなんだろう?
???「このモードは、エネルギーが溜まっている分だけ無料で遊べちまうんだ!」
ん?何だ今の声は...
2.キャンペーンモードの酷すぎる仕様。
はい、このキャンペーンモードというモードは先程の謎の声が言っていた通りエネルギーが溜まっている分だけ無料で遊べちまいます。
ん?なんか聞いた事あるシステムだな.....
ソ シ ャ ゲ
そうです。なんとこのモード、あろう事か試合回数=スタミナのスタミナ制にしていたのです。20分で1回復。(現在は5分で1回復)スタミナのストックは最大で5です。勿論課金要素はありありのありです。
このゲームの発売日前日の生放送に「キャンペーンモードってこういう仕様なんだよ〜」という旨の告知がありまして。
もう少し前から発表していればここまで批判されずに済んだと思うのですが。
確かに、当時はパズドラやら何やらが流行りまくっていました。しかしフルプライスのゲームにスタミナ付けるとか頭おかしいんちゃうんかオォン!?それでユーザーが喜ぶと思っとんか!?!?
3.登場するキャラの基準がよく分からない。
先程言った様に、ジョジョの奇妙な冒険は全8部です。
勿論好きな部は人ごとに違いますし、人気な部と不人気な部があるのは仕方の無い事だと思います。
でも格闘ゲームに登場させるキャラは均等であって欲しいのですよ僕は。
5部のキャラが少ないんじゃあ!!!
もっといるだろ!!!暗殺チームとか!!なんでDLCでフーゴやねん!!!暗チ!!!!おい!!!!!!!
すいません、愛故に取り乱しました。
いくら人気と言えど3部、4部の登場キャラが明らかに多いです。
他の部の登場キャラが少ねぇんじゃ。
6部のキャラにウェザー(割と重要キャラ)がいないのも納得いきませんが...
DLCで1キャラ600円で売り捌くのも気に入りませんでした。全キャラ購入したら5400円ですからね。おふざけが過ぎましたね。
DLCにはジョジョとは関係ない「バオー来訪者」という作品の橋沢育朗(バオー)というキャラがいます。
同作者とはいえ、ジョジョの奇妙な冒険とは関係のないキャラを出す労力があるならジョジョのキャラに割いてあげましょうよと思いました。頼みますよそこ。
ですがバンナムも勉強した様で、続編のジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン(以下EoH)ではDLCのキャラどころか課金要素が一切存在しません。(大丈夫か、バンナム。)
このASBの登場キャラ数はDLCも含め41人です。EoHの登場キャラ数は52人です。
やれば出来るやんけ。最初からそうしといてよ。
結局
ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトルは、迷うところではありますが、クソゲーです。
惜しいところだらけなんですよ!グラは素晴らしいし、ジョジョに対する愛は感じるし。
でもゲーム部分になるとゲームバランスが練り込まれてないわ紙芝居だわ無料で遊べちまうわでむちゃくちゃなんですよ。
愛部分とゲーム部分で技術の相違があったみたいですね。
ハーフアンドハーフで片方テリヤキだけどもう片方デザートピザだったぐらいのミスマッチ感です。
つまるところ、「最初からそうしといてよ」って不満だらけな訳です。
言ってなかったですがオンライン対戦はラグが凄すぎて僕の家のそこそこ良いであろう回線では遊べた物ではありませんでした。ヤバいです。
でも何が一番ヤバかったかって、
僕がこれを発売日に定価で購入してしまったという事...
バンナム許すまじ。